松本建設株式会社

ICT測量ICT Surveying

service vision 道路で描く未来の日本、
世界の未来。

アスファルト舗装は、人々の交流を生み出す新たな舞台へ。

道路が進化している事にお気づきでしょうか?今、街はデータで繋がったシェアサイクルやパーソナルモビリティが行き交い、新たな活気に満ちています。道路はもはやデジタル技術と融合し、情報交流の場となり、人の暮らしは更に便利で快適な未来へ向かっています。この進化の渦中において日本の道路は、世界が注目する最先端技術のショーケースとなりえるのではないでしょうか。例えば道路の工事現場でも、人の働きやすさと品質・技術向上の為にデジタル技術(ITC)が使われはじめています。私たちはいち早くそれを仕組み化し、各企業とのパートナーシップや、職人の経験・暗黙知を融合する方法を獲得しました。ピンチと捉えられがちなインフラの老朽化を、モノづくりを誇る日本の新たな飛躍のチャンスと考える取り組みとして技術をサービス化したものがM-CIM(エム-シム)です。

緑色の山谷と真横に伸びる地平線は、土木工事とMATSUMOTOの「M」を表現しています。「C」はConstruction(建設)、「I」は数字の1を模しており『常にNo.1の建設品質を目指す』という想いが込められています。「M」の文字はメイド・イン日本の象徴として「着物の前合わせ」をモチーフにしており、地元京都と日本の全産業を下支えするインフラ保全にかける使命感を表しています。(商標登録 第6786934号)

本サービスのつよみUnique Selling Proposition

働きやすさの多様性、価値観の多様性。
すべての多様性が向かう先は「1つ」の目標

建設業界にも多様性という言葉が浸透し、M-CIMが包摂するその様々な視点はたった1つの目標に向かっています。『垣根を越え、より良い未来をつくる』というそのM-CIMの目標は、SDGSや、DX(情報化)、GX(温室効果ガス削減)といった世界の理想に合致します。

建設のDXで性差のない多様性を踏まえた働き方を実現
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10.人や人間の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • gx-logo

建設業界はいま、「確実」に「信頼」できる共有情報の時代。
職人技が光る舞台における確実性と信頼性の砦は、やはり人の「責任感」

周知の事実ですがインフラ保全の予算は税金です。その大切なお金を無駄なく有効活用する為、工事の失敗を防ぐのも情報化された公共工事が担う役割です。AIや便利な機械はあくまでツール。確実な工事、信頼できる工事は、「責任感ある熟練者の目」が作ったデータが実現します。

工事失敗はなんと数百万円超の損失に直結。これを防止し支えるのは生きた責任感!

M-CIM事業を担うメンバーの声。それぞれの目線が、街づくりをより良い未来に導きます。

道路の計画設計・保全Road planning, design and maintenance

未来を循環する持続可能なまち情報づくり
道路修繕と維持管理がリンク

普段私たちが利用する道路は、点検・診断・措置・記録の4つが循環する「メンテナンスサイクル」で保全されます。深刻な担い手不足の未来社会においてもずっと大切なこのサイクルは、基盤データ活用による国主導の省人化施策で守られ、M-CIMはそれを支えるパートナーとして機能します。

  • 地理空間情報データ作成・入力・更新
  • 道路情報を用いた災害シミュレーション、劣化・変状分析
  • シミュレーションによる見込み土量(資材)算出、ロス削減のための工程調査・自動算出
地理空間情報の更新
道路は埋設インフラ(水道・ガス電気・通信網)維持に直結
多様性社会にやさしい工事

全国で増加傾向の道路インフラ修繕・改修の需要。上下水などのインフラの老朽化に伴う道路陥没など大きな破壊を防ぐためにもM-CIMの道路老朽化解析技術は利用できます。膨大な情報処理工数は、コンピュータと自動解析、そして作業の分かりやすさ向上で実現した多様な人の参画で賄います。

  • 性別・価値観を問わない多様な働き方の提供
  • 担い手の育成、魅力発信、可能性追求
  • 労働者の成長を踏まえニーズ・シーズの調査
  • 業界全体・社会全体への貢献、施策提案
難しい職人技の世界だった舗装業界に新しい参画が実現

平坦設計・騒音対策、水はけコントロールデザインFlat design, noise countermeasures, and water drainage control design

画像による「一目でわかる化」

実は、道路工事は安価だけが選定の基準ではなく、その道路がどのように生活基盤として利用されているのかという情報も大事な要素として評価されます。例えば、「とにかく緊急に安く!」とか、「少し材料費が高くても、長持ちして水はけのよいカタチで作るべき。」など、そこで生活する人の条件にあわせて工事の規格は作られます。この複雑な条件を数値化し、誰もが選定しやすいように視覚化するのもM-CIMの技術です。

  • 縦横断勾配(坂道)形状の色表現データ
  • 道路破壊状況・要補修範囲の可視化
  • 各種選定要件別のヒートマップ作成、排水制御の可視化
  • 積情報、体積情報の可視化・わかりやすい資料で予算配分の振り分けを効率化
少ない材料で設計した、改修費が安価な形(再び凹凸ができやすい)
少し高価だが長寿命な形(街のニーズにあわせ部分採用もできる)

技術開発NETISTechnology Development NETIS

道路計画・維持修繕データ処理関連
道路調査(ICT起工測量)
  • 基準点設置(ICT・測量部)
  • UAV観測
  • 高速面積算出(※計測後約1営業日で速報値算出)
その他の情報技術・施工技術
  • ICTシステムレンタル
  • 技術システム操作補助
  • 検討用/施工用/管理用 各種3次元データ作成
出来形管理
  • 各所の出来形管理要領に適合したシステム
  • 技術システムサービス(※国交省、府、市発注案件実績多数)
ICT施工技術・新技術(NETIS)関連申請中技術・申請準備中の技術含む
道路
  • 修繕工事用自動警報システム
  • 自動体積算出システム
  • 自動障害物検知アラートシステム
ICT測量
  • 簡単接続型 路面切削機補助システム
  • 簡単接続型 アスファルトフィニッシャ補助システム
  • かんたん施工管理システム(舗装修繕工)

世界の労働環境 パートナーシップ創出Global Labor Environment Partnership Creation

すべての人に才能がある。
世界中の才能が集まれば、「地球が変わる」
グローバルな課題への取組み

世界には働きたくても働く場がない人がいます。才能があっても活かす場がない。これまで土木・建設業は、公共の使命としてその数多の才能の受け皿になってきました。工事の情報化によりその受け皿は拡大し、国内の障害者・海外の困窮者もデータ解析の柱として多様な働き方を支えています。

  • 性別・価値観を問わない多様な働き方の提供
  • 担い手の育成、魅力発信、可能性追求
  • 労働者の成長を踏まえニーズ・シーズの調査
  • 業界全体・社会全体への貢献、施策提案
  • 1.貧困をなくそう
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 17.産パートナーシップで目標を達成しよう
東ティモールでの基礎講習風景(協力 CHO-WA)
可視化が働き手を育成する

働き手不足は育成不足が原因という考えから、M-CIMは育成しやすく学びやすいシステムを導入しました。ゲーミフィケーションのデザイン手法から、可視化を主軸にして独自システムのUI(操作のしやすさ)を洗練しお客様にはもちろん、働き手のUX(わかりやすい・嬉しい)までも高める工夫をしています。

  • ドローン写真による2.5Dモデル構築
  • 360度回転できるビューアシステム
  • インターネットによる解析処理システム
  • 道路工事用AI作成システム(アノテーション)
情報解析業務の実習風景(スリランカ、協力 CHO-WA)
シミュレーション仮想化で省力化を達成する

実務に沿った、「現場に必要なリアルタイムデータ」の提供。例えばダンプトラック台数のシミュレーションや、廃材排出量の自動計算・比較。それらはカーボンニュートラル(温室効果ガス削減)の視点や、法令順守の視点においても必須の数値です。これを常時算出することで省力化に寄与します。

  • 法令順守・事故防止の自動化・省力化システム
  • ダンプ台数、廃材トン数換算による
    無駄のない省エネ運搬
  • データと遠隔臨場のリンクによる可視化・省力化
  • AR,VR技術による安全教育の高度化
情報化工事における技能実習生(バングラディッシュ)の活躍

技術TOPICTechnology TOPIC

東ティモール、スリランカとの連携で、
国際的なICT活用チャレンジが始まりました

M-CIMの技術は国境を越えて、世界の道路インフラ整備事業に貢献すべく活動を開始しました。現地大使館、JICA-国際協力機構のご助言・ご協力を頂き、現地企業とのチャレンジを進めています。

衛星測距新技術「M-CIM Pilot(特許出願中)」
実証実験がスタートしました

舗装修繕技術「切削オーバーレイ工法」をリアルタイム・モニターすることにより。作業員を自動的に補助する新技術が完成し、実証実験がスタートしました。建設技術展でのプレ発表からさらに機能をアップグレードいたしました。(令和7年夏〜・発売開始予定)